1998-09-29 ◆<星>シリコン・グラフィクス、製造拠点設置検討 【シンガポール】グラフィックスとアニメーション業界をリードするシリコン・グラフィクス・インク(SGI)はシンガポールに製造拠点を設けるとともに、研究開発(R&D)ベースを拡張する可能性を検討している。 先週当地で催された“ハイパフォーマンス・コンピューティング・アジア1998”セミナーで講演するためシンガポールを訪れたSGIのRichard Belluzo会長兼CEO(44)がBT紙に語ったところによれば、これは研究、技術、テクニカル・コンピューティング、教育領域におけるシンガポールの照準と、SGIの照準が一致するためで、この他、シンガポールに注文生産(BTO)拠点を設けることも検討されている。 SGIは、シンガポールにおけるシンガポールワン/ディストリビューテッド・ラーンニング/スーパーコンピュータィング等のプロジェクトに貢献でき、Belluzo氏はシンガポール当局の幹部とこれらの問題について協議したと言う。 SGIは既にインスティテュート・オブ・ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(IHPC)と共同で、データ・マイニング、コンピューテーショナル・ファイナンス、ハイエンド・アプリケーションズ領域の研究を手がけており、シンガポールにおけるさらに多くの研究開発(R&D)プロジェクトへの参画に関心を抱いている。 SGIが近く発売するパーソナル・ワークステーションはBTO(注文生産)に適しており、他社と共同でシンガポールにBTO拠点を設ける可能性を検討している。既にSGIは米国とスイスにBTO拠点を設けている。 Belluzo氏が会長兼CEOに就任後、SGIは、コミュニケーション、エネルギー、エンターテーメント、政府、製造、科学の6領域に力を入れ、これまで以上に市場志向の戦略を導入している。 シンガポール拠点のASEANインドシナ担当MD、Steven Szeto氏によると、アジアでは教育とエネルギーが最重点とされ、インドネシアが同社の最大の市場になっていると言う。(BT:928)