1998-10-03 ◆<馬>過去3カ月の自動車販売顕著に拡大 【クアラルンプル】マレーシアの自動車市場には、過去3カ月(6-8月)市況回復の兆しが生じているが、こうした兆候が長期的回復基調を反映しているのか、また自動車産業全般の回復につながるものなのかは、なお不透明で暫く様子を見る必要が有りそうだ。 マレーシア自動車販売業者協会(MMTA)の統計によれば6月の自動車販売台数は1万2270台、7月は1万3797台、8月は1万5432台と増勢を見せており、これを過去9年来の最低をマークした今年2月の6872台や今年に入って以来5月までの1万台を下回る実績に比較すると、市況は明らかに上向いている。 これには今年に入って自動車ローン規制が緩和されたことが反映されているが、販売成績が回復に転じたのは、国産車製造元のプロトンとプロドゥアに限られ、国産車の中でも低コストなプロトン・イスワラやプロドゥアに需要が集中している。 フォードのディストリビューターを務めるAMIMホールディングズの幹部は非国産車の販売には何ら改善の兆しは生じておらず、ローン金利の引き下げが、業況回復につながるかどうかを判定するのは時期尚早と語った。同氏によると、消費者情緒は依然として低迷しているが、もし新年度予算で輸入車両の関税が引き下げられるなら、実質的刺激が期待できると語った。(MBT:10/2)