1995-05-24 ◆<星>パッカード・ベル、工場候補地物色 【シンガポール】米国拠点の世界4位のコンピュータ・メーカー、パッカード・ベルは去る3月当地に授権資本10万Sドルの地域営業本部パッカード・ベル・エレクトロニクス(アジア・パシフィック)(PBEAP)を設立したのに続き、製造拠点の設置も計画している。 PBEAPの副社長兼専務取締役(MD)に就任したリム・ファットセン氏によると、同社は目下工場長(MD)のスカウトを図っている。工場候補地としては中国、香港、台湾、ペナン、シンガポールが検討されており、シンガポールが選ばれる可能性は小さくない。同社の製造戦略は部品/周辺機器の社外調達、互換性の検査、組立、ソフトウェアーの組み込み、ディストリビュータを通じたエンドユーザーへの販売で、目下アズテクのマルチメディア・カード、台湾企業大同(Tatung)及びパナソニックのマザーボード等を使用している。同社はホームPC及びビジネス市場の双方をターゲットとする計画だ。ちなみにPBEAPのリム副社長はこれまで5年間にわたりコンパック・コンピュータ・アジアの副社長を務めた経歴を有し、GM、ディレクターもコンパック出身者。同社はまた中国担当GMも物色中と言う。(BT:5/23)