1998-10-28 ◆<星>凸版印刷、来年3月末に工場閉鎖 【シンガポール】凸版印刷はコスト高からシンガポールにおける30年の営業に終止符を打ち、来年3月末をもってジュロン工場を閉鎖する。 トッパン・プリンティング・カンパニー(シンガポール)の望月興平重役(MD)が先月、従業員に宛てた手紙の中で明らかにしたところによれば、ジュロン・タウン公社(JTC)の21世紀に向けた土地計画の下、2003年までに凸版のリューファン・ロード工場は他所に移転せねばならない。凸版はこのためシンガポール国内における工場移転の可能性を検討したが、コスト高と競争力の低下から、採算に合わないと判断、シンガポールにおける印刷業務に終止符を打つ方針を決めたと言う。 会社登録局の記録によれば、凸版シンガポールは過去5年間にわたり赤字続きで、1997年3月期には130万Sドル、累積では650万Sドルの赤字を計上している。 凸版シンガポールの230人の従業員中180人は組合に参加している。同社の人事担当者によると、これらの組合加盟者は今月末と11月末、そして12月末の3段階に分けて解雇される。解雇者には勤続1年に付き給与0.5~1カ月分の解雇補償が支払われると言う。(BT:10/27)