1998-11-09 ◆<星>不動産市場、第3四半期の投資リスク下降 【シンガポール】シンガポール不動産市場の第3四半期の投資リスク指数は第2四半期の3から2に下降、中リスク市場から低リスク市場に移行した。 国際不動産コンサルタント、ナイト・フランクが6日発表したアジア不動産市場投資リスク報告書は、アジア主要不動産市場のリスク度を1~10の指数で示し、1-2を低リスク、3-4を中リスク、5-6を高リスク、7以上は危険と分類している。ジャカルタ、ボンベイ、バンコク等のリスクは下降したものの依然として危険地帯に属している。 シンガポールに対するアジア経済危機の影響は最も軽微だが、失業、中央積立基金(CPF)カット、経済の先行き不透明等に対する懸念から市場情緒は極度に低迷している。民間デベロッパーは自棄的な値下げ競争を行っているが、こうした値下げがバイヤーの関心を買い、市況底入れの気配も生じている。 アジア全体に関しては第3四半期市況は引き続き悪化したが、一部の市場には値下がり鈍化の兆しも見られ、今後さらに10~15%の値下がりが見込まれるものの、底入れの時期が近づいたと見る向きもある。とは言え依然として投資家は観望姿勢を採っていると言う。(LZ:11/7)