1998-11-16 ◆<馬>来年はプラス成長回復:首相 【クアラルンプル】政府が採用した選択的な通貨統制措置を含む諸施策が奏功し、国内のビジネス活動は復調しつつあり、来年は国内総生産(GDP)のプラス成長が回復する見通しだ。 マハティール首相は、ブルナマTVのインタビューに応じ、外貨準備が拡大しただけでなく、一時は262ポイントに落ち込んでいたクアラルンプル証取(KLSE)総合株価指数(KLSECI)も400ポイント以上に回復したと指摘した。 ちなみにマレーシアの外貨準備は8月の202億米ドルから10月22日の229億9000万米ドルに拡大、KLSECIは先週金曜、465.08をマークした。 首相はまた、貿易収支も改善し、自動車と住宅の販売も増勢に転じており、GDP成長率が経済危機前の8%のレベルに達するにはなお時間を要するものの、来年はプラス成長が見込めると指摘した。今年のGDPは4.8%のマイナス成長が予想されているが、来年は1%の成長回復が見込まれている。 タイのチュアン・リークパイ首相が、国境貿易や観光業に対する深刻な影響から通貨統制を早期に解除するよう求めている問題に関しては、マハティール首相は、何らかの決定を下す前に詳細なデータを収集する必要があると語った。(STAR:11/15)