1998-11-18 ◆<星>経済危機克服はEVSLに勝る:ゴー首相 【クアラルンプル】アジアが目下直面する経済危機は世界のリーダーが一致協力して取り組む必要があり、アジア太平洋経済協力会議(APEC)サミットも同問題を集中討議すべきである。 シンガポールのゴー・チョクトン首相は16日マレーシアのマハティール首相と会談後記者会見し、以上の考えを語った。それによるとゴー首相とマハティール首相は、“早期自主的分野別自由化(EVSL)”問題は今回のサミットの主要課題とすべきではなく、経済危機問題に集中する必要があるとの点で意見の一致を見た。EVSLは確かに重要だが、経済危機の克服はより重要である。 アジア経済危機問題は決してG7諸国や国際通貨基金(IMF)だけに任せていい問題ではなく、先進国と途上国から成るG22会議の場で、向こう1、2年をかけて討議する必要がある。 クリントン大統領の欠席問題に触れ、ゴー首相は、APECは21ヶ国(地域)の代表により組織されたもので、未だかつて単独のリーダーによって率いられたことはない。確かに一部のリーダーはカリスマ的資質を備えており、マスコミもこうしたリーダーに注目するが、会議の席では誰もが平等であり、それが原則と言う。(ST:11/17)