1998-11-23 ◆<馬>ブルー・サークル、通貨スワップに関心 【クアラルンプル】最近クダ・セメントの65%の権益を7億100万Mドルで買収、残余株式の公開買付も予定する英国最大のセメント会社ブルー・サークル・インダストリーズPlcは、同取引に伴い授受される通貨のスワップ案に関心を抱いている。 ウォールストリート・ジャーナルの最近の報道によれば、マレーシア当局は、関係取引に伴い流入する約12億Mドルの外貨のスワップを複数の投資家に認めることを検討している。同スワップによりブルー・サークルは、マレーシア投資に必要なMドルを手に入れることができ、メリットがある。 ブルー・サークルが58%支配するマラヤン・セメントのアラスターR.コックス重役(MD)は、「もしウォール・ストリート・ジャーナルの関係記事が示唆したように中央銀行が、通貨の交換レートの変更を認めるなら、こうしたアレンジに関心がある」と語った。それによると、ブルー・サークルもマラヤン・セメントも中央銀行の定めた通貨管制のガイドラインを遵守しており、同アレンジが実現するか否かは、中央銀行の決定次第と言う。 金融業界のアナリストらは、「中央銀行がこの種のアレンジを認めるなら、外国資金がマレーシア市場に流入する引き金になる可能性が有る」とするとともに、「マレーシア政府の通貨管制に対する姿勢を占う試金石でも有る」と注目している。(MBT:11/21)