1998-12-09 ◆<星>ジュロン島第3期工事近く契約発注 【シンガポール】シンガポールの石油化学工業基地として70億Sドルを投じて造成される人工の島、ジュロン・アイランドの最後で、最大規模の埋め立て工事、フェーズ3bの請負契約が、今週中にも発注される見通しだ。 今年4月4日に入札が締め切られた同プロジェクトでは995haが造成される。入札には約5社が応札したもようで、これらの企業には7つのオプションが提供されている。第1のオプションはフェーズ3b全体をカバーするもので、残りのオプションは6つの区画に分割して、それぞれ部分工事を請け負うと言うもの。フェーズ3b全体の工期は46ヶ月、部分工事の工期は20~36ヶ月で、仮に1999年第1四半期に着工されれば、2002年末には完成することになる。 これまでに発注されたフェーズ1からフェーズ3aまでに660haが造成され、発注総額は10億Sドル強だったが、フェーズ3bだけで、開発コストは26億Sドルと見積もられている。工事が全て完了すれば、ジュロン島の面積は2800haとなり、既存の7島の合計面積の3倍になる。 石油/化学部門はシンガポール製造業生産の18%を占めているが、同プロジェクトが完成する2003年には、ほぼ3分の1に拡大する見通しだ。リー・シエンロン副首相や経済開発局(EDB)のフィリップ・ヨー会長は、こうした長期計画でもあることからジュロン島造成計画は、景気動向に関わりなくスケジュール通り実行すると語っている。(BT:12/8)