1998-12-22 ◆<星>パラダイス、地元IT創業企業に投資 【シンガポール】パラダイス・イノベーションズ・アジア(前社名マルチウェイブ・イノベーション)は、マルチメディア、コミュニケーション、インターネット領域におけるビジョンを等しくするスタートアップの地元情報技術(IT)企業に投資する計画だ。 シンガポール証取(SES)上場のUraco Holdings/NatSteel Electronics及びジェームズ・タン氏らが合弁で設立し、インターネット・セット・トップ・ボックス等の高性能なコミュニケーション装置の製造で知られる、マルチウェイブ・イノベーションは、昨年10月にナスダック登録のUnicoインクに買収され、パラダイス・イノベーションズ(アジア)に社名を改めた。同社は今ではUnicoの子会社で、カリフォルニアを拠点とするビデオ/グラフィック・デザイン・ボード・プロデューサー、パラダイス・イノベーション・インクのアジア太平洋/欧州本部も務めている。同買収に伴いUnicoのJohn Hwang社長がパラダイス・イノベーションズ(アジア)の社長を兼務、ジェームズ・タン氏がマネージング・ディレクターに就任した。 タン氏によるとUnicoに買収された後、スタッフは150人に増員され、その半ばがシンガポールで研究開発(R&D)業務に従事している。 ジョン・フアン社長によれば、シンガポールは台湾に比べインフラも整備され、インドと中国の双方に手が届く、理想的立地条件を備えている。製造面では引き続き、ナットスチールとUracoとの関係を重視するとともに、創意に富んだスタートアップ企業と協力して行く。 パラダイスはインターネット・サービス・プロバイダーの他、ケーブル及びテレコム企業をターゲットにマルチウェイブのセット・トップ・ボックスの売り込みも図る。先月ラスベガスで開かれたComdex Fallの会場では、インターラクティブTVデベロッパーのTV Host Interactive(TVDI)のためにアドバーンストTVと命名された新世代のインターネット製品を開発する契約も結んだと言う。(BT:12/21)