1995-05-30 ◆<星>コンピュータ業界、部品不足に直面 【シンガポール】パーソナル・コンピュータ(PC)需要の急増やマルチメディア製品のブームから部品の供給不足が懸念されている。 PCや周辺機器メーカーは、モニター用VGAチップ、グラフィック・アプリケーション用アクセラレーター・チップ、フラッシュ・チップ、ダイナミック・メモリ・チップ、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)用Asics(アプリケーション・スペシフィク・インテグレーテッド・サーキット)の供給逼迫を指摘する。またクリエリティブ・テクノロジーズ、アズテク・システムズ、ウェンズ・パリファラルズ等は4倍速CD-ROMドライブの不足を確認しており、エイサー・コンピュータ・インターナショナル幹部は、ここ数カ月4MB(メガバイト)のメモリ・チップに10~15%増しの料金を払っており、闇市場では20~30%値上がりしていると語っている。インティグラル・パリファラルズ幹部も、過去1カ月フラッシュ・メモリの不足が深刻化しているとし、今年第4四半期までこうした状況が持続するものと予想している。同幹部によれば、バイヤーは品目により10~20%、場合によっては300~400%増しの料金を支払っていると言う。こうした状況が短期的な現象と見るものと、PCブームが続く限り更に悪化すると見るものと、業界筋の見方もまちまちだが、エレクトロニクス・リソーシズ幹部によると、PC価格の70%はマイクロプロセッサー、HDD、メモリチップで占められており、CPUやHDDが値下がりすれば、たとえメモリが値上がりしてもメーカーは依然PCを値下げできるとしている。(BT:5/29)