1999-01-06 ◆<星>北半球の厳冬で製油所の稼働率アップ 【シンガポール】北半球、取り分け米国の厳冬に伴う軽油や灯油の需要増に支えられ、シンガポールの製油各社の稼働率は改善しているが、業界筋はこうした活況は一時的なもので長続きしないと見ている。 ブリティッシュ・ペトローリアム、カルテックス、シンガポール・ペトローリアムの合弁に成るシンガポール・リファイニング・カンパニー(SRC)の日産能力28万5000バレルの製油施設は、昨年10-12月の日産22万バレルから24万バレル(84%)に稼働率を高めている。 モービルの日産能力30万バレルのジュロン製油所も、昨年12月の27万バレルから、1月1日には28万5000バレルに稼働率を5%引き上げた。 しかしシェルは日産5万9000トンのブコム製油所の操業を、1月一杯、先月の4万トン・レベルに維持する方針で、エッソもアイル・チャワン島の日産能力23万バレルの製油施設の稼働率を今月1杯90%のレベルに維持する見通しだ。 業界観測筋によると、製油業界の市況は昨年第3四半期の谷底からやや回復に転じたものの、依然として不安定で、シェルやエッソの慎重姿勢にそのことが反映されていると言う。(BT:1/5)