1999-01-12 ◆インテル、<印度>チップ市場の潜在性開拓に注力 【ドーナ・ポーラ:ゴア】インテルのマイクロプロセッサー・プロダクツ・グループを率いるデーヴィッド・パールマター副社長によると、インドは世界チップ市場の主要プレーヤーを務める潜在性を備えている。 国際的なチップ・デザイン会社幹部らと会議するため当地を訪れた後、デリー、ムンバイ、バンガロールを歴訪中のパールマター氏によれば、通信、その他のインフラ面で問題があるものの、チップ・デザイン領域でインドがその存在価値を示すチャンスは大きい。少なからぬ米国在住のインド人が同領域で活躍している。インドの一部の関係施設も印象的だ。インテルの次のアジェンダはインド投資の拡大で、積極的で、良好なビジネス・プランとアイデアを有する地元企業を物色していると言う。 インテルがバンガロールに設けたインディア・テクノロジー・センターのRamamurthy Sivakumar所長によると、インテルは特にスタートアップ企業への投資を重視している。クレイグ・バラット重役(CEO)が過去3年来足繁くインドを訪問していることからも、インテルのインド重視のほどが窺える。他の重役陣も間もなく続々インドを訪れる予定だ。 インドはその大きな市場規模とともに、メガ・コーポレーションがその戦略を確立し、実験する場を提供している。その市場の特殊性から、インテルは製品ポートフォリオに見直しを加えており、こうした見直しは将来の製品に反映されるはずだ。例えばインド市場では、セット・トップ・ボックス、セット・トップ・コンピューター、各種の携帯可能装置等のニーズが高まっている。先進国市場ではこれらの製品の一部はそれほど需要はないものと見られるが、途上国市場では、この種の製品が市場の牽引役を務める。過去3年来インテルはインド市場への投資を積極的に拡大しており、こうした傾向は今後一層顕著になるはずだ。 インドのコンピューティング市場は転機を迎えており、教育重視や取り分けインターネット市場開放の潮流が、市場の成長を刺激するものと見られる。 確かにインドのパーソナル・コンピューター(PC)市場は、中国等に大きく遅れをとっているが、インドのPC販売は1995年の25万台から1998年の100万台以上に拡大、引き続き年率50~60%の成長が見込まれると言う。(IE:1/10)