1999-01-14 ◆<星>ウェスタン・デジタル、トゥアス工場閉鎖? 【シンガポール】ディスク・ドライブ・メーカーのウェスタン・デジタル(WD)は、トゥアス工場を閉鎖し、ハイエンド・ドライブの製造業務を、現在デスクトップPC用ドライブを製造しているチャイチー工場に移す可能性を検討しているようだ。 WDは目下チャイチー工場に4000人、トゥアス工場に1000人を雇用しているが、もしトゥアス工場が閉鎖されれば、500~800人が解雇されるものと見られる。 WDのティモシー・マーチン副社長(アジア業務担当)は12日、この点に関して「まだ如何なる道を選ぶか方針は決めていない。様々なオプションが有り、何か大きな変化を伴う決定がなされるなら、従来通り公式に発表する」と語った。 WDは最近、デスクトップ・ドライブ製造業務の一部をクアラルンプルの新工場に移転、このためトゥアス工場とチャイチー工場にはここ数ヶ月設備過剰状況が生じていた。また当初はチャイチー工場と同数のドライブを製造していたKL工場が今では生産量を2倍に拡大しており、このことも設備過剰に拍車をかける要因になったものと見られる。 業界観測筋は、実際のところWDにはほとんど選択の余地がないと語る。目下単価150米ドルのドライブの製造をシンガポールで行えば、マレーシアにおけるよりユニット当たり5米ドル・コストが嵩む。WDは2工場に合計15人の外人駐在員を配し、四半期当たり250万ドライブを製造しているが、ライバルのマクスターは1工場に2人の駐在員を配して、四半期当たり430万ドライブを製造していると言う。(BT,ST:1/13)