1999-01-18 ◆<馬>首相、日本の資金援助遅延の背景に疑問 【クアラルンプル】マハティール首相は15日、日本が経済危機に直面するアジア諸国に約束した300億米ドルの援助パッケージを巡り、一部のパーティーや国がマレーシアに対する日本の援助を妨害しているのではないかと疑いを表明した。 首相はラジオ・アンド・テレビジョン・マレーシアを通じたハリ・ラヤ・プアサのスピーチ録画後、インタビューに応じ、「一部の国は(日本がマレーシアに援助資金を提供することに)不満を抱いているものと見られる。どんな手段を弄したかは明らかでないが、彼らが不満を抱いているのは確か」と指摘した。 首相は最近毎日新聞のインタビューに対して日本からの借款の遅延に強い不満を表明、「借款提供が実現する前に経済危機が終息してしまう可能性もある」と語っていた。日本はマレーシアに対して借款の使い道を明確にするよう要求していると言う。 首相はまた今月末にスイスで催される“ワールド・エコノミック・フォーラム”の席を利用して、執拗なマレーシアに対する批判の背景も研究すると語った。それによると、マレーシアが経済運営で成果を上げているにも関わらず、諸外国がこうした成果を否定し、マレーシアを批判する理由が首相には分からないと言う。(ST,LZ:1/17)