1999-01-20 ◆<星>CSC、CSA買収価格見直しの可能性否定 【シンガポール】シンガポール証取(SES)メインボード上場のコンピュータ・サービス・ディストリビューター、CSAホールディングズに対する公開買付を提案した米国拠点の情報技術(IT)ジャイアンツ、コンピュータ・サイエンス・コープ(CSC)は先週土曜(17日)、CSA株が投機家の思惑買いで急騰しているにも関わらず、1株1.02Sドルの買収オファー価格に見直しを加える考えのないことを明らかにした。 メリル・リンチ・シンガポールがこの日CSCに代わり発表したところによれば、同社は仮に50%を超えるCSA株を手に入れ、買収提案が無条件になった際には、先週発表されたSESの新規則に基づきCSAの上場資格返上を図る。CSCは、譬え持分が90%に達しなくても上場資格を返上する方針を確認、このことは、一般投資家を落胆させた。 メリル・リンチの発表によれば、1998年10月期営業額71億米ドル、1月14日時点の時価総額99億米ドルのCSCグループに所属して後、CSAは、十分な資金源を確保、最早証券市場で資金を調達する必要がなくなる。このためCSCはSESの新ルールに基づき特別総会で、株主に上場資格返上の承認を求める。その際CSCはその所有するCSAシェア全てを投じて上場資格の返上を図ると言う。 CSA株はCSCが買収オファー価格を引き上げるとの期待から、先週木曜は過去14ヶ月来最高の1.15Sドルで引け、瞬間的には1.23Sドルをマークしていた。しかし18日の引け値は1.05Sドルに鎮静した。(ST,BT:1/19)