1999-02-09 ◆<星>3Com、事業拡張でスタッフ増員準備 【シンガポール】米国のネットワーク企業3Comは、景気後退にも関わらずシンガポールにおけるスタッフの増員を検討している。 最近シンガポールを訪れた3ComのBruce Claflin重役(COO)は、マイクロソフト、Qualcomm、シーメンス等の主要プレーヤーと手を結んだ事業拡張戦略を披露した。 3Comは現在シンガポールに500人近いスタッフを擁し、アジア太平洋地域をターゲットとした製造/ロジスティクス/流通/社内ネットワーク管理を手がけている。 クラフリン氏によれば、3Comの1998年11月27日締め3カ月間の売上は29%増の15億米ドルをマークしたが、ライバルのシスコ・システムズの1998年10月24日締め3カ月の営業額は38%増の26億米ドルをマークした。 しかし3Comはパーソナル・コンピューターとネットワークを仲介するネットワーク・インターフェイス・カード(NIC)やモデム、携帯通信装置等の領域では他社を陵駕している。現在までのところ、市場ではまだインテリジェンスがそれほど要求されないが、今後はボイス/データ/ビデオを同時に送受信するインテリジェントな装置が必要になり、3Comの活躍の舞台が形成される。 こうした中でQualcomはそのCDMAワイヤレス通信機器に3ComのNICを装着、3Comはまたマイクロソフトと一般家庭向け高速ネットワーク・ソルーションの開発を手がけている。さらにドイツのシーメンスAGは3Comと共同でLANテレフォニー/ゲートウェイ製品の開発に取り組んでいると言う。(BT:2/8)