1995-06-02 ◆<星>IT支出、98年にはUS$20億突破 【シンガポール】シンガポールの情報技術(IT)支出は1998年までに20億米ドル(S$28億)の大台を突破、内ソフトウェアーとサービスに対する支出が3分の2を占める見通しだ。 調査会社インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)によると、こうしたシンガポールにおける動向は向こう4年間に年率26.3%の成長が予想されるASEAN-IT市場の成長を背景としている。ASEAN-IT市場は昨年日本を除くアジア太平洋市場(US$56億)の21%を占めた。 一方、IDCがシンガポールの750世帯を対象に最近調査したところ、26%の家庭がパソコン(PC)を所有していた。国家コンピュータ局(NCB)はシンガポールの3軒に1軒がPCを所有していると推計しており、IDCの調査はこの見積をやや下回る。IDCは、昨年16万9934台、総額2億7550万米ドルのPCがシンガポールで販売されたとしており、この数字は調査会社データクエストが推計する17万4000台とほぼ同じだ。しかしデータクエストは、このうち7万台がディーラーによって近隣諸国に再輸出されたと見るが、IDCの調査は再輸出をわずか1~2%としている。データクエスト・シンガポールの市場アナリスト、J.メノン氏は、再輸出を公式に認めるベンダーはいないが、非公式なデータに基づいて推計すれば、再輸出は50%に達すると見る向きもあると指摘した。(ST,BT:6/1)