1999-03-03 ◆<星>情報技術専門職給与、昨年1.93%アップ 【シンガポール】大部分の情報技術(IT)専門家は昨年、経済危機の中にも関わらず減給を免れ、平均1.93%の昇給を享受した。しかしこれは1990~97年の間の年間平均5.64%の昇給率を大きく下回る過去最低の伸び率となっている。 情報技術管理協会(ITMA)が南洋理工大学(NTU)情報管理研究センター(IMARC)と共同で昨年IT関連の17職種に関して1930人のIT専門家を対象に調査したところ、システム・プログラマー、アプリケーションズ・プログラマー、システムズ・アドミニストレーターの給与は、昨年それぞれ7.9%、7.8%、4.8%下降した。 これに対してコンピューター・オペレーター、ネットワーク/テレコムズ・マネージャー、データ・センター・マネージャーの給与は各11.8%、6.7%、6.1%アップした。 年俸の絶対額ではアプリケーション・ネットワーク・マネージャーの11万7000Sドル(前年比-0.3%)がトップ、以下ネットワーク/テレコムズ・マネージャー9万8400Sドル(+6.7%)、データ・センター・マネージャー9万3000Sドル(+6.1%)と続き、最低はコンピュータ・オペレーターの3万5000Sドル(+3.2%)及びアプリケーション・プログラマーの3万6700Sドル(-7.8%)だった。 全体的にはITインフラの開発/保守/管理に関わるIT専門家は景気の変動に最も強靱な抵抗力を示し、最大の昇給を獲得した。またインターネット・ブームからネットワーク/テレコム・マネージャーの需要が高く、取り分けATM(非同期転送モード)専門家が高給を享受、ERP(エンタープライズ・リソース・プラニング)専門家がこれに続いている。(BT,LZ:3/2)