1999-03-08 ◆<星>大学キャンパスにテクノストリート 【シンガポール】国立シンガポール大学(NUS)はキャンパス内のメイン・ストリート、ケント・リッジ・クレセントをベンチャー・キャピタリスト、多国籍企業、発明家の玉子、弁理士らがたむろするテクノ・ストリートにする計画だ。 NUSのリム・ピン副総長は、「大学は人材を育成するだけでなく、マサチューセッツ工科大学やスタンフォード大学のようにエンタープラナーシップのエンジンを務めるべきだ」と語る。 NUSのテクノプラナーシップの先鋒を務めるHang Chang Chieh副総長補によれば、大学のキャンパス内にベンチャー・キャピタリストや企業家がオフィスや研究施設を設けることにより、大学はビジネスに直結した研究活動が行うことができ、大学と企業界の双方が利益を受けられる。アップルの共同創設者スティーブ・ジョブズ氏は自宅のガレージで事業を開始したと言われるが、公共(HDB)住宅に住むシンガポーリアンはガレージを持たないため、NUSがガレージに代わる安いスペースを提供する。これによりNUSは24時間稼働する研究とビジネスの場になる。このためキャンパス内には映画館や書店、コンサート・ホール、カフェ、パブ、レストラン等も設けられる。 NUSはすでにセンター・フォー・ザ・マネージメント・オブ・イノベーション・アンド・テクノプラナーシップを設立しており、近く事業の創設や企業経営の実地訓練を開始すると言う。(ST:3/5)