1999-03-08 ◆<印度>LGポリマーズ、生産拡張 【ヴィサカパトナム】韓国のLGケミカルが完全出資するLGポリマーズ・インディア(LGPI)は耐火ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)の生産とスチレン・モノマーの取引を開始した。 LPGIのS.K.Bhowmik重役(MD/CEO)によると、UBグループから1997年7月に買い取ったヴィサカパトナム工場では、これまでハイ・インパクト・ポリスチレン(HIPS)、ジェネラル・ポリスチレン(GPS)、エキスパンダブル・ポリスチレン(EPS)を生産してきたが、これらの製品にLGケミカルが独自開発した接合剤を加え耐火ポリスチレンやABSの製造を開始した。来年は耐火ポリスチレンを年間1000トン、ABSを同2000トン生産する計画だ。アイワはテレビジョン・セットのバック・カバー原料として耐火ポリスチレンの供給を求めている。 最近の60クローを投じた設備拡張により、HIPSの年間製造能力は3万8000トンから5万5000トンに、EPSは6000トンから1万1000トンに、それぞれ拡大された。 またLGPIはインド国内市場に年間約1500トンのスチレン・モノマーを供給する計画で、高品質な製品の輸入を開始した。 グジャラート州Dahejに3000万米ドルを投じて建設中の年産5万5000トンの第2工場は来年末までに試運転を開始する。 LGケミカルがヴィサカパトナム工場を買収した当初、5クローの損失が計上されていたが、サプライ・チェーンや金融管理の合理化、原料使用の最適化により、1998年3月期には税引き前に2クローの利益を計上した。1998/99年度は230クロー、1999/2000年度は300クローの売上を見込んでいる。 依願退職スキームの下、昨年は50人が整理され、従業員総数は目下542人だが、依然として300人の冗員が存在する。同社の労働力が競争力を回復するにはどうしても400人以下にスタッフを縮小する必用があり、今年も依願退職者を募る。 また第2工場が操業を開始すれば、Dahej工場が北部と西部、ヴィサカパトナム工場が南部と東部への供給を担当することになり、運輸コストを大幅に削減できる。 新年度予算案は同社に修正付加価値税面で1クローの恩恵をもたらす見通しと言う。(ET:3/6)