1999-03-09 ◆<星>住宅ローン金利引き下げ競争白熱化 【シンガポール】DBSバンクとUOB(大華銀行)が6日、揃って住宅ローン金利を引き下げたことから、シンガポール銀行界の住宅ローン市場における金利引き下げ競争が白熱化している。 シンガポール最大の住宅ローン提供者のDBSバンクは返済期間35年の住宅ローン公示レートを最大1.25%ポイント引き下げ、初年度のローン金利は4,75%、2年目は4分の1%ポイント減の5%、3年目と4年目以降はこれまで通りの5.25%と6%となっている。DBSの初年度の4.75%は、同行としては過去5年来最低のプロモーション・レート。 これに対してUOBは初年度4.5%、2年目と3年目5.25%、4年目以降6.25%に下方修正した。 POSBankを買収し、住宅ローン市場の40%のシェアを握ったDBSは、これまで最も魅力的な金利を付けていた。しかし先々週末、ケッペル・タトリー・ファイナンスが、抵当融資スキームの金利を、当時のDBSのレベルに引き下げ、金利引き下げ競争の口火を切ると、360億Sドル市場のシェア喪失を恐れる他行も、続々これに続いた。 やはり2、3日前に引き下げを行ったOUB(華聨銀行)の35年ものローンの金利水準は、1年目が5.0%、2年目と3年目が5.5%、4年目以降が6.25%、OCBC(華僑銀行)の返済期間30年の住宅ローンは1年目が5.0%、2年目と3年目が5.5%、4年目以降が6.25%、ケッペル・タットリー・ファイナンスの返済期間30年の住宅ローンは1年目と2年目と3年目が5.25%、4年目以降が6.0%となっている。 ホンリョン・ファイナンスとスタンダード・チャータード・バンクのスポークスマンも金利戦争に加わる意向を表明している。(BT:3/6)