1999-03-30 ◆<星>昨年のR&D投資S$11億 【シンガポール】シンガポールの1998年の研究開発(R&D)投資は10億8000万Sドルと、アジアが経済危機に見舞われた最中に関わらず前年と同レベルを維持した。 業種別に見ると、電子部門が最大の5億5800万Sドル、次いで情報技術(IT)/サービス2億8700万Sドル、エンジニアリング1億2300万Sドル、化学9500万Sドル、生命科学2500万Sドルと続く。 こうしたR&D投資により開発/製造される製品/サービスを通じ、将来150億Sドルの収入が見込まれ、リサーチ・サイエンティストとエンジニア(RSE)合計1500人分の就業機会創出も見込まれる。 民間部門のR&D投資約定額の内、地元が50%を占めており、国家科学技術局(NSTB)のテオ・ミンキアン会長によると、今年も同水準を維持することが目指されている。 昨年の粗R&D支出(GERD)は23億3000万Sドルと、前年を11%上回った。内民間部門が14億Sドルで、前年比7%増。この結果GERDのGDPに対する比率は前年の1.47%から1.65%にアップ、全国科学技術マスタープランに掲げられた2000年時の目標1.60%を上回った。このため2005年時の目標2%も達成できる見通しだ。 昨年のRSE総数は前年比13%増の1万2810人、労働者1万人当たり66人と、これも2000年時の目標数65人を突破した。従って2005年の目標90人もほぼ照準に収めた。 1997年のR&D活動に伴う製品/サービス収入は96億1000万Sドルと、1996年に比べ50%増し、また1998年のハイテク輸出は606億Sドルと、前年を2.5%上回った。(BT:3/26)