1999-04-01 ◆<馬>ファースト・シリコン、US$2億借款契約 【クチン】サラワク拠点の1st Silicon (M) Sdn Bhdは火曜(3/30)、9億5100万米ドルのウエハー製造事業に充当するため、欧州銀行コンソーシアムと、総額2億米ドルのシンジケート・ローン契約に調印した。 シンジケート・ローンは、ドイツの輸出信用機構(ECA)とマレーシア政府の合意の下、マレーシア中央銀行がファースト・シリコンの借款計画を全面的に承認する中、ドイツの銀行38行により組織されたAusfuhrkredit-Gesellschaft (AKA)を通じて組成された。アレンジャーはCommerzbank AGが務め、AKA以外に、 Dresdner Bank AG、Landesbank Hessen、Thueringen Girozentrale、Landesbank Baden-Wuerttemburg、Banco Central Hispanoamericanoがコンソーシアムに参加している。 この日はローン契約以外にウエハー製造プロジェクトに関わる3つの契約が調印された。3つの内の2つはファースト・シリコンとシャープの技術移転契約に関わるもので、もう1つはMeissner + Wurst Zanderとのターンキー・プラント建設契約。 目下のところファースト・シリコンはサラワク州経済開発公社(SEDC)の完全出資子会社だが、ファースト・シリコンのJ.C. Fong会長によると、Jenoptik AGが5%の出資を認めている他、複数の設備納入業者が合計7500万米ドルの出資を約束している。 これ以前にファースト・シリコンは欧州銀行から3億米ドル米ドルを借り入れており、借入/自己資本比率は1:1。同社は日本、米国、ドイツから輸出金融便宜を提供されている。 新工場は2000年末までに600~700人を雇用し、月間3万ウエハーを製造、最終的にナスダック登録を目指す。 この日の調印式にはマハティール首相と同プロジェクトの推進役を務めたサラワク州のアブドゥル・タイブ・モハメッド首席大臣も立ち会った。(STAR,NST:3/31)