1999-04-05 ◆<馬>アンワル夫人、国民正義党旗揚げ 【クアラルンプル】アンワル前副首相の支持者らにより組織されたパルティ・クアディアン・ナシオナル(PKN:国民正義党)が4日旗揚げ式を催し、新党の議長に就任したアンワル夫人のワン・アジザ・ワン・イスマイル女史が席上、各政党、非政府組織は小異を捨てて緊密に協力、マレーシアが直面する危機を打開するよう呼びかけた。 PKNの副議長を務めるチャンドラ・ムザファル氏によると、アンワル氏自身は新党に入党しないが、これは、第1にイスラム党(PAS)/民主行動党(DAP)/マレーシア人民党(PRM)等の既存政党や非政府組織と一大野党戦線を組織、与党国民戦線(BN/NF)対抗するためであり、第2にUMNO党内の同調者とも提携する深謀遠慮に基づくものと言う。アンワル氏解任後に行った政府批判が祟り、最近マラヤ大学から解職されたムザファル氏は、1987年に治安維持法の下に逮捕された経歴も有する。 この他、反体制派華人のティアン・チュア氏と与党統一マレー国民組織(UMNO)最高評議会メンバーも務めた弁護士のマリナ・ユソフ女史が、PKNの副議長補に、ヌグリ・スンビラン州UMNO青年部元支部長のルスラン・カシム氏が、PKNの宣伝部長に、それぞれ就任した。(ST,LZ:4/5)