1999-04-06 ◆<星>ドイツのEコマース会社2社、地域本部設置 【シンガポール】ドイツのライバルEコマース会社2社、Brokat InfosystemsとNetlifeが揃ってシンガポールにアジア太平洋地域本部を設けた。 両社は最近ドイツのハノーバーで催されたCeBIT’99トレード・ショーの会場で以上の消息を発表した。 Brokatの最高経営者(CEO)で共同創設者でもあるStefan Rover氏(34)によると、今年内にシンガポールのスタッフは現在の20人から35人に増員され、同社Eコマース・ソルーションをアジア太平洋地域市場向けにカスタマイズするデベロプメント・センターも設けられる。 インターネット・バンキングやEコマース関連のソフトウェアを提供するBrokatの地元顧客にはPOSBankが含まれる。シンガポール・テクノロジーズ傘下のベンチャー・キャピタル・ファンド、Vertexも出資するBrokatは、フランクフルトのNeuer Markt登録資格を有し、時価総額は10億ユーロ(S$18.5億)を超える。 Brokatは、このほど同じ1994年創業のドイツ企業Me Technologyの支配権益を買収した。Brokatの年商は1997年6月期の1200万マルク(S$1140万)から1998年6月期の3000万マルクに拡大。Me Technologyの営業額も同期に230万マルクから620万マルクに拡大した。Brokatは米国市場進出の橋頭堡を築く狙いから米国企業買収の機会も探っていると言う。 一方、Netlifeは、シンガポール・スタッフを現在の25人から年内に55-65人に増員する。Netlife SingaporeのBrian Fan地域代表によると、今年6月にはシンガポールに研究開発(R&D)センターが設けられ、新規雇用者中25人がR&Dスタッフとして同センターに配置される。 シンガポールでは銀行、証券会社向けにインターネット/携帯電話/パブリック・キオスクを通じた株式オンライン取引システムの売り込みが図られている。 今年はオーストラリアと韓国に代表事務所を設ける計画で、今年のアジア太平洋地域売上は、数百万マルクと見込まれるが、2001年までは赤字が続く見通しと言う。 1996年に創設されたネットライフは今年第3四半期までにNeuer Markt登録を果たし、来年はナスダック登録も目指す。シンガポール投資家はまだ同社に出資していないが、シンガポール投資家の参加を歓迎すると言う。(BT:4/5)