1999-04-14 ◆<馬>アジア経済危機の影響は持続:BASF 【シンガポール】アジア経済危機は依然終息しておらず、急速な回復は望めず、個々の国や個々の産業部門により、2~3年のギャップが生じている。 ドイツの化学企業BASFのJurgen Hambrect重役(ED)によると、アジア経済は2000年以降に初めて成長基調を回復する見通しだ。日本を除けば4~5%の成長が見込まれるものの、日本を含めると、約2%にとどまる。しかしアジア太平洋地域は依然として成長地域であり、プロフィット・センターであることに変わりない。 BASFはアジア太平洋地域は長期的成長地帯と見ており、経済危機から力強い立ち直りを見るものと予想している。このため同社は引き続き同地域への投資を続けると言う。 BASF South-East Asia Pte LtdのJohn Feldmann社長によると、パハン州クアンタンにおける国営石油会社ペトロナスとの合弁事業が来年稼働すれば、マレーシアは主要な石油化学ハブになる。BASFはクアンタン以外にも、アジアの主要サイトに補助的生産拠点を設け、地元と地域の需要に応じる。 クアンタン市Gebengに7億米ドルを投じて建設中のアクリル酸/オキソ・アルコール・コンプレックスは順調に進捗しており、最初のプラントが来年完成する。同地には別に2億米ドルを投じてブタンジオールの製造施設を設けることも計画されていると言う。(STAR:4/12)