1999-04-19 ◆<印度>バジパイ政権信任動議、1票差で否決 【ニューデリー】バジパイ首相に率いられる連立政権の命運を定める信任動議が17日、国会下院で票決に付され、結局269:270の差で否決された。 バジパイ首相は信任投票の結果が明らかになった後、ナラヤナン大統領に辞表を提出したが、同時に次期政権樹立を目指す者は、13カ月前にインド人民党(BJP)がそうすることを強いられたように他党の信任状を得ねばならないと声明、先行きは益々不透明なものになった。 フェルナンデス国防相が説明したところによれば、新たに組織される如何なる政権も少なくとも272議員の書面による支持を取り付けねばならない。さもなければ269議員の支持を得た現政権は引き続きその職務を遂行する。バジパイ暫定政権は、別の暫定政権にその職を引き継ぐことはできないと言う。 次期政権に最も近い位置に身を置いているのは、明らかに国民会議派だが、そこから先は全く見通しがつかいない。国民会議派はこの日夕刻の会議でソニア・ガンディ女史を同党の首相候補に立てる方針を決めた。CPI(M)、CPI、AIADMK、TMCは、次期政権が国民会議派に率いられることに反対せぬ立場を表明しており、これらの党やLaloo Prasad Yadav氏らの信任状を取り付けるのは、何とかなりそうだが、Yadav氏やMulayam Singh Yadav氏は、国民会議派にそれほど好意的とは見えない。このため少なくとも今週半ばまで混沌とした状況が持続する見通しと言う。(ET,TH:4/18)