1999-04-28 ◆<星>Gemplus、US$800万追加投資 【シンガポール】スマートカード・メーカー、Gemplus Technologies AsiaはシンガポールのMarsilingに設けた製造施設に800万米ドルを追加投資し、生産ライン2本を増設する。 これは昨年同社が発表した2000万米ドルの投資計画の一部を成すもので、生産ライン2本の内既存のクリーン・ルームに増設される1本は来月、埋め込み/パーソナライゼーション・ビジネスに関わるもう1本は来年7月に、それぞれ試運転を開始する。フル稼働時には生産ライン2本で年間合計1億5000万のスマート・カード・モジュールを製造できる。 現在同工場に存在する1本のマイクロメモリ製造ラインは、1日3交替で年間8000万以上のモジュールを製造でき、別に年間合計1億9000万ユニットの組立ライン3本を増設できる。 Gemplus Asia PacificのChou Fang Soong副社長によると、Marsiling工場はフランス本社の施設に続き、同社にとって2つ目のマイクロ・モジュール製造施設で、同工場ではGSM SIMカードや銀行業務関連のスマート・カードを生産できる。生産ライン2本の追加により、アジア太平洋地域だけでなく、世界需要の一部にも応じることができるようになる。 市場調査会社データクエストの報告によれば、世界のスマート・カード市場規模は1997年の7億7200万米ドルから2002年には48億米ドルに、年率44%以上の成長が見込める。 チョー副社長によると、中でもアジア太平洋地域の成長は最も急速で、シンガポール、香港、台湾、韓国は意欲的にスマート・カード技術を採用している。 データクエストによれば、同地域のスマート・カードの利用は1997年の1億枚強から2002年に14億枚以上に、年率67%以上の成長が見込まれている。Gemplusのチップ・ベース・カードの市場シェアは37%で、同市場をリードしている。この他シーメンス、モトローラ、フィリップスの活躍が目立つ。 Gemplus SCAの1998年12月期年商は前年比11%増の6億4800万米ドル、純益は前年の200万米ドルから2700万米ドルにアップした。アジア太平洋地域売上も経済危機の最中に関わらず1億米ドルから1億2000万米ドルに拡大したと言う。(BT:4/26)