1999-04-28 ◆<星>シンガポールワンの法人顧客増加に弾み 【シンガポール】SingaporeONEは法人顧客をベースに成長しており、全国広帯域ネットワークを利用した益々多くのビジネス・アプリケーションが開発されている。 シンガポールワン幹線網の運営や関連インフラの提供を手がける1-Net SingaporeのMock Pak Lum重役(CEO)によると、益々多くの企業がシンガポールワンの独自の活用法を見出しつつある。 シンガポール情報技術(IT)業者連盟(SITF)の最新の調査によると、調査された企業101社の3分の2がシンガポールワンの潜在性を汲み取ることができると回答しており、多くの企業がシンガポールワンの効能に懐疑を表明した昨年の調査と対照的結果になっている。 先週催された、米国ソフトウェア会社Pivotpoint Software Internationalのビジネス・ソフトウェア・アプリケーションの発表会の席上、1-Net Singaporeのマック氏が語ったところによれば、2年前には業界にシンガポールワンを売り込むのは極めて困難だったが、今では逆に同ネットワークの利用を希望する企業が列をなしている。 ピボットポイント・アジア・パシフィックのWoon Yew Thong社長によると、今年末までにシンガポールの中小企業100社が、3年内には1000社がシンガポールワン上で同社のi-ERP(エンタープライズ・リソース・プラニング)ソフトウェア使用するものと見られる。 シンガポールの中小企業はシンガポール・テレコムのADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムさえ装備すれば、毎月100Sドルを支払うだけで、その日からiERPを利用でき、別にハードウェアやソフトウェアを購入する必要がないと言う。 この他、テレビジョン・コーポレーション・オブ・シンガポールは、シンガポールワンを通じたTV広告のオンライン・ブッキングを開始する。米国の3D-CADソフトウェア会社Think3もシンガポールワンの利用を準備している。 国家コンピューター局(NCB)のマイケル・ヤップ局長(CEO)によると、シンガポールワンは、Think3 CADソフトウェアのようなビジネス・ツー・ビジネスのアプリケーション・ソフトウェアに計り知れない潜在性を提供する。これらのソフトウェアは広帯域ネットワーク、シンガポールワンのケーパビリティーを全面的に利用できると言う。(BT:4/20)