1999-04-28 ◆<印度>SAIL、昨年の鉄鋼輸出半減 【ニューデリー】スチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)の昨年の鉄鋼輸出は東南アジア市場の需要減退等で半減、外貨獲得額は前年の1074クローから585クローに下降した。 SAILは輸出品目を拡大し、スペイン、メキシコ、ミャンマー、南アフリカ、台湾、スリランカ等の新市場開拓にも努めたが、挽回には至らなかった。 インドの鉄鋼輸出は1997/98年度に史上最高の303万トンに達したものの、昨年は大幅に減少した。国内需要も低調で、価格も軟化したことから、輸出不振を補うことはできなかった。 SAILはTUV認定プレート/TMTバー、熱間圧延(HR)コイル、concast slab/125ミリ・ビレット等新たな品目を加えた上、ワイヤー・ロッド/構造用鋼材の輸出を倍増、また初めてTMTバー500トンも輸出したが、輸出額は半減、銑鉄/低炭素鋼/特殊鋼の輸出も前年の100万トンから50万トンに下降した。 1997/98年度のインド鉄鋼輸出の3分の1に貢献したSAILのこうした不振は、インド鉄鋼産業全体の輸出実績も芳しくなかったことを暗示している。(IE:4/26)