1995-06-08 ◆<星>そごう、本社の債務再編スキームの影響も 【シンガポール】1兆4000億円の負債を抱え財政危機に陥った日本本社の債務再編スキームがそごう(シンガポール)に及ぼす影響が注目されている。 そごう(S)スポークスマンは6日地元紙に対して、中野正夫重役(MD)が帰国中で、現状では同問題にコメントすることはできないと語った。そごう(S)はラッフルズ・シティーのフラッグシップ百貨店/スーパーの他、パラゴン・ショッピング・センターに5800平米のフード・コート/スーパー・マーケット及びブティックを擁し、またDBSタンピニース・センターに5400平米のストアーを経営している。この他、パランゴンを所有する子会社のタラロン・インベストメントは、DBSランドと合弁で今年末の完工を目処にバイドフォード・ロードに豪華コンドミニアム“リッチモンド・パーク”を開発中だ。同プロジェクトにそごうは60%出資しており、昨年の売り出しは成功したようだ。アナリストらは当面は日本サイドの資産が処分されるものと見ているが、ジャーディン・フレミング証券東京事務所のアナリストは過当競争が続く小売り市場の現状から、シンガポールの資産が再検討の対象になる可能性は大きいと観測している。(BT:6/7)