1999-05-12 ◆<星>ウーテーラム、ソフトウェア子会社も売却 【シンガポール】グループの旗艦Liang Courtを売却し、関係方面を驚かせたWuthelam Holdingsは、システム統合サービス子会社Delteqの売却も計画、同売却により8500万~9000万Sドルを手にすることを目指しているもようだ。 消息筋によるとウーテーラムから最近話を持ちかけられたユナイテッド・インダストリアル・コーポレーション(UIC)が、6000万Sドルの買値をオファーしたところ、ウーテーラムのコー・ブンフィー会長は取り合わなかったとされる。 コー会長やDelteqのS.C. Chen重役(MD)のこうした噂に対するコメントは得られていないが、UICのLim Hock San重役(CEO)はDelteqの権益買収に関する初歩的協議を行ったことを認めた。 リム氏によるとUICは傘下にコンピューター・ソフトウェア部門のUICテクノロジーを有するため、システム統合会社のDelteqを買収すれば、ある種の補完関係を実現できる。しかし同話を持ちかけられたのは僅か2週間前のことで、まだUICの取締役会にも報告しておらず、如何なる買収価格もオファーしていない。同社の関係部門は依然として問題を研究中と言う。ウーテーラムは外国バイヤーにも接触を試みているものと見られる。 Delteqは少なからぬ政府契約も手掛け、関係領域で最も急成長を遂げる地元企業の1社と見なされている。 首尾良くバイヤーが見出されれば、Goh Cheng Lian氏に率いられるウーテーラム・グループ企業の中では、リャンコートに次いで2社目の身売り企業になるが、何故ウーテーラムが傘下の優良ビジネスを相次いで手放すのかは明らかでない。しかし業界アナリストは域内経済危機は少なからぬ企業の資金繰りを逼迫させており、ウーテーラムもあるいはその1社ではないかと憶測している。(ST:5/10)