1999-05-13 ◆<星>ウーテーラム、財政難の噂否定 【シンガポール】アジアにおける最大の非公開会社の1つに数えられるWutheLamは11日、財政難の噂を否定するとともに、最近のリャンコート・ホールディングズの権益売却は、アジアの経済危機後に生じた新たなビジネス環境に対応した調整措置に過ぎず、新聞のヘッドラインを飾るような話題ではない説明した。 ウーテーラムのコー・ブンフイー会長が同ステートメントの中で明らかにしたところによれば、リャンコートの59%のシェア売却により手に入れた資金はペイントとテクノロジー・ビジネスに充当される。 ウーテーラムがディストリビューターを務める日本ペイントは確かにアジアのペイント市場のライオン・シェアを占め、中国市場では最大の外国塗料会社ではあるものの、中国の市場規模からすれば、依然として小規模にとどまっている。このためウーテーラムはそのリソースを中国に集中する必要がある。 テクノロジー・ビジネスは未来産業であり、オムニ・インダストリーズの支配権益は維持、同社を主要な電子契約製造業者にする目標も貫徹する。オムニの10%のシェアを最近手放したのは、証券市場の改善に伴う機会を利用したまでのことである。 少なからぬパーティーが傘下のシステム統合会社Delteqに関心を表明しており、これらのものの関心は業務提携から企業買収にわたるが、最終的にどのような合意が得られるかを予想するのは時期尚早である。 ウーテーラムの目標は、国際ペイント市場でより支配的な地位を確立し、電子契約製造業者市場でより重要な役割を演じることにあると言う。(BT:5/12)