1999-05-21 ◆<馬>M$12億ウエハー・プラント、近く着工 【クアラルンプル】国際半導体市況に回復の兆しが生じる中でWafer Technology(M)Sdn Bh(WTM)は、新たな外国技術パートナーからの出資も得て、クダ州クリムにおける12億米ドルのウエハー・プラントの建設を開始する計画だ。 WTMのCy Hannon重役(CEO)が19日記者会見したところによると、同社は最近、米国のLSI Logic Corpと1億2000万米ドル、5年間の技術ライセンス/製造契約を結んだ。LSIロジックの0.25ミリと0.18ミリのプロセス・テクノロジーを採用、2001年第1四半期より操業を開始する。2003年には8インチ・ウエハー3万ユニットを生産、少なくとも年商5億米ドルを目指す。アナリストらは半導体市況は底入れ、回復に転じたと見ており、プロジェクトに着手する時機が到来している。 WTMの完全出資子会社Silterra(M)Sdn Bhdは米国/欧州/アジアにおけるウエハー製品の市場開拓を手掛ける。カリフォルニア拠点マーケッティング子会社Silterraは最終的に半導体製造のフル・サービスを販促することになる。Silterraはウエハーの製造、組み立て、デザイン、出荷を手掛ける一貫サービス・プロバイダーになり、製品の90%を輸出する。 バンク・インダストリ・マレーシアBhdと政府投資会社カザナ・ナシオナルBhdが、当面WTMのシェアの大きな部分を占めるが、向こう4年間に徐々に縮小し、最終的に外国パートナーに45%の出資を認める。45%の外国持分の大部分は半導体産業に関わる米国企業が占め、中でもLSIが外国持分の過半を握ることになる。 工場の建設計画は当初技術パートナーを務めた米国VLSI Technology Incが1年前にプロジェクトから撤退後、棚上げにされていた。(STAR:5/20)