1999-05-26 ◆<星>消費者物価、4月も0.3%ダウン 【シンガポール】シンガポールの4月の消費者物価指数(CPI)は昨年同月比0.3%下降、前月比0.4%アップした。CPIが昨年同月比マイナス成長を見たのは、連続11カ月目。しかし2月と3月の各0.6%の落ち込みに比べ、小幅となっている。 統計局が23日発表したところによれば、昨年同月に比べた食品価格は昨年7月以来久々に0.8%アップしたが、食品に次ぐ比重を占める住宅費は昨年1月以来最大の1.5%の落ち込みを見た。 運輸通信費は昨年同月比3%下降したが、前月に比べ0.6%上昇、これに対して教育/文化費は昨年同月比2.8%アップしたが、前月に比べると0.1%ダウンした。 保健費と雑費は昨年同月比いずれも0.4%アップ、雑費に関しては前月比でも0.4%の上昇を見ている。衣料費は昨年同月比0.5%ダウン、前月比1.3%アップした。 アナリストらによると、CPIの下降は今後も鈍化するものの、年間を通じて横這いにとどまり、上昇に転じる可能性は少ない。その理由としては、予想される鈍い景気の復調が挙げられる。シンガポールのCPIは昨年、1986年のリセッション以来初めて0.3%のマイナス成長を記録した後、下降局面が持続している。(BT:5/24)