1999-06-03 ◆<星>5月の民間住宅販売450戸に半減 【シンガポール】大手不動産開発会社の5月の新築民間住宅販売実績は450戸にとどまり、4月の900戸、第1四半期の月間平均1000戸に比べほとんど半減した。 5月の販売数が急減したのは、住宅の値上がりと新たに売りに出された住宅プロジェクトそのものが減少したためと見られる。 5月に販売が開始された大手会社の物件はシティ・デベロップメンツのフェーバー・クレストだけだった。ジョンズ・ラング・ラサルの調査担当主任は、「住宅購入意欲は相変わらず強いが、5月の販売戸数の減少は同期に売り出された物件がなかったためでは」とするとともに、「合理的価格なら挽回可能だが、月1000戸まではいかないだろう」と予想した。 一方、大和証券のアナリストは、バイヤーの多くが、HDB住宅との価格差に敏感なHDB居住者であることから、少なからぬバイヤーが値上がりで食傷を来たし、購入を控えたと指摘する。同氏によると、価格設定が妥当なサマーガーデンズなどの物件は数週間で完売していると言う。同氏は第2四半期~第4四半期の四半期平均販売実績は2000戸になると予想した。(BT:6/1)