1999-06-04 ◆<星>SPH/ケッペル、再度ISP免許申請? 【シンガポール】シンガポール・プレス・ホールディングス(SPH)はケッペル・テレコム&トランスポーテーション(ケッペルT&T)と提携し、再度インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)免許を申請するもようだ。 SPHは半年前、当地ISPの1社、サイバーウェイの権益を、来年4月1日から固定式及び移動式電話市場に新規参入するスターハブに推定3000万~4000万Sドルで売却、ISP市場から撤退したが、今回また同市場に参入することになる。 サイバーウェイはSPHとSTテレコミュニケーションズの合弁会社だったが、SPHは携帯電話会社M1に出資、STテレコミュニケーションズはM1の競争相手になるスターハブに出資していることから、起こり得る利害の衝突を避けるため、昨年12月にサイバーウェイ株をスターハブに譲渡した。今回ISP免許取得が噂されているSPHとケッペルT&TはM1への出資パートナーでもある。 シンガポールには現在シングネット、パシフィック・インターネット、サイバーウェイのISP3社が存在するが、これまで同市場に参入を図るものはシンガポール電信局(TAS)の新規ライセンス発行を待って応札する他なかった。しかし昨年10月、TASは最低限の条件をクリアする企業には無制限にISP免許を発給する方針を発表した。 アナリストらは、シンガポールのパソコン普及率35%に比べインターネットの普及率は18%と、まだかなり低く、さらに数社のプロバイダが参入する余地があるとしている。サービス加入者数は目下42万8000人で、年率44%の成長を遂げている。(ST:6/3)