1999-06-11 ◆<星>金融業の成長にはリスク注入も必要:副首相 【シンガポール】シンガポールの実質的な中央銀行の役割を担う金融管理局(MAS)会長を務めるリー・シエンロン副首相は、このほどファイナンス・アジア誌のインタビューに対して、シンガポール金融業の成長にはある程度のリスクの注入が必要との見解を語った。 リー副首相は、これまで以上に自由な活動を認め、より大きいリスクを受け入れる方針を強調する一方、シンガポールの金融業は完全な「レッセフェール(自由放任)」にはならないと述べ、適度な監督、守られるべき条規、達成されるべきスタンダードは依然として必要との考えを示した。 外国銀行による地場銀行の買収を好ましく思うかとの質問にリー氏は、シンガポールには国内市場の最低半分のシェアを握る地場銀行が必要と述べ、危機に際して、その長期的利益をシンガポールの国益と一にするような銀行の存在が望まれると付言した。(ST,BT,LZ:6/9)