1999-07-01 ◆<星>半導体機器のASTI、2300万株公開 【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の電子部品製造/流通会社Flextech Holdings傘下の半導体機器/サービス会社ASTI Holdingsは29日、セスダック登録を目指し、2300万株を1株88Sセントで公開公募(IPO)した。 DBSバンクがアンダーライターを務め、600万株を公募、550万株を従業員のために留保、残りを私募にかける。 フレクステック幹部は当初、発行価格は60~70Sセントで、1998年度業績に基づく株価収益率(PER)は11.2-12.1倍としていたが、実際の発行価格は88Sセント、従ってPERは15.2倍となった。しかしフレクステックも引受銀行もIPOの成功に自信を表明している。 ASTIの売上は1994年の360万Sドルから昨年の3660万Sドルに、税引き前利益は60万Sドルから720万Sドルに拡大した。 ASTIのJoseph Au会長によると、半導体産業が成長に転じたことから、同社も一層の成長が見込める。世界の半導体機器産業は来年は27~35%の成長が見込まれている。 ASTIはビジョン・インスペクション・システム(視覚/分析/意思決定機能を有する高速コンピューター)の開発を手掛ける世界的にも数少ない設備製造会社で、同技術はウエハーやチップの検査に応用できる。 今回の公開公募で調達する1900万Sドルの内350万Sドルは半導体機器製造施設の拡張やマーケッティングに充当される。公募締め切りは7月6日正午。(ST,BT:6/30)