1999-07-02 ◆<星>シーゲートの業績悪化予告でHDD銘柄急落 【シンガポール】シーゲート・テクノロジーの業績悪化予告の直撃を受けたディスク・ドライブ(HDD)部品サプライヤー各社の株価は水曜(6/30)、それ以前数週間にわたった多幸感が一気に冷却、軒並み値を下げた。 ベースメタル・サプライヤーのBrilliant Manufacturingの株価は5セント、そのライバルMMI Holdings は6セント、Uraco Holdingsは2.5セント、HDD用サスペンション・アセンブリー・メーカーMagnecompは4セント、それぞれ値を下げたが、ラバー・パツ・メーカーのArmstrong Industrialの株価は前日と変わらなかった。これら銘柄の株価は今年5月21日以来、40~76%の値上がりを見ていた。 米国拠点の某アナリストは、HDD需要は昨年以上に低迷していると指摘、地元アナリストはHDD銘柄の評価を下方修正していると語った。 某外国証券会社のアナリストは、ブリリャントは「売り」、マグネコンプは「ホールド」、MMIはその安値から「買い」とコメントするとともに、HDD銘柄の出来高は上昇しても、年内の値上がりは期待できないと語った。またRHB-Cathayのアナリストはサスペンション・アセンブリーはベースメタルに比べ、技術度が高いことから、マグネコンプは買い、それに引き替え既に値嵩のベースメタル・サプライヤー、ブリリャントとMMIは売りを勧めるとしている。 しかし他のアナリストは現在のHDD業界の問題は値下げ競争に伴うもので、在庫問題は存在しないことから、それほど深刻視する必要はないと語った。(BT:7/1)