1999-07-05 ◆<印度>ウィプロ、日本にソフト開発センター計画 【バンガロール】Wipro Infotech Software and Services(WISS)は米国における“Odyssey 21”に相当するソフトウェア開発センターを日本に設ける計画だ。 WISSテクノロジー・ソルーション部門のS Janakiraman重役(CEO)によれば、消費用電子/プロセス制御/メディカル・エレクトロニクスは同部門がターゲットとする3領域で、同社は最近富士通及びフジゼロックスから契約を獲得、またシンボル・テクノロジーと技術提携している。 コンピューターとコミュニケーションの統合に加え、消費者市場向け製品中に占めるソフトウェア・コンテンツの増大が、エンベッド・システム領域におけるアプリケーション開発の商業性を高めており、同社はこの方面の技術協力を結ぶマイクロプロセッサー会社を物色している。WISSテクノロジー部門の1998/99年度の年商は4000万米ドルを記録、1999/2000年度のそれは6300万米ドルが見込まれる。 欧州ではオートモービル・ナビゲーション領域のアプリケーション開発の潜在性が高く、同社は最近フィアットから関係契約を獲得した。WISSはまたプロセス制御領域の情報技術(IT)製品の開発で某欧州グループと手を組んでいる。 オデュッセイ21はWiproが4年前にカリフォルニアに設けた独自の研究開発施設で、同社は同様の施設を日本に設けることを目下検討している。 主要な消費用電子メーカーの存在が、日本にエンベッド・システムやリアル・タイム・オペレーティング・システムに関わる研究施設を設ける潜在性を生じさせている。WISSは既にこれらの領域で複数の契約を獲得している。 ウィプロはウェブ・ベースのワンストップ・ネットワーク・マネージメント・ソルーション“CyberManage”、ネットワークに接続できる簡易CD-ROMサーバー“CD Serv”、個々のプラットフォームやデジタル・シグナル・プロセッサーのカスタマイズが可能な“MPEG-2オーディオ&ビデオ・デコーダー”、ユニックス・アプリケーションのウィンドウズ環境への適応を可能にする“Uwin”等の独自の製品も有すると言う。(ET:7/3)