1999-07-14 ◆<馬>金利見通し、アナリストの意見分裂 【クアラルンプル】マレーシアの金利は今やインフレ率と同水準にまで下降、一部の者は低金利も底入れの時期と見ているが、他の者は一層下降する余地があると評している。 金利政策に関しては、金利を現状レベルに維持すべきだとする者、銀行預金を奨励する上からも金利を引き上げるべきだとする者、一層金利を引き下げ消費者支出/業界の借入/証券市況を刺激すべきだとする者が存在し、アナリストの意見も分かれている。 ベンチマークとされる3カ月もの銀行同業間金利は1998年半ばの11%から3.39%に落ち込んだが、クアラルンプル銀行同業間出し手金利(KLIBOR)は過去1カ月安定を維持している。それ以前の2ヶ月間には250ベイシス・ポイントの落ち込みが見られた。 消費者物価指数(CPI)は過去3カ月2.9-3%のレベルを保っている。CPIは1998年通年で5.3%の上昇を見た。 ムスタパ・モハメド第二蔵相やアリ・アブル・ハッサン・スライマン中央銀行総裁は今日の金利レベルは妥当なものと述べている。欧州銀行の幹部はインフレ率が2.9~3%の現状では金利が現状レベルを割り込む余地は大きくないとしているが、JPモルガン・シンガポール・オフィスのアナリストはKliborがさらに50ペイシスポイント下降する余地が残されていると指摘した。(BT:7/12)