1999-07-16 ◆<星>3月の失業率依然3.9%、通常の2倍 【シンガポール】シンガポールの経済状況の改善に関わらず、今年3月の失業率は依然として通常のレベルのほぼ2倍の3.9%を記録した。 Micron Semiconductor Asiaが14日主催した従業員のための技術再開発プログラム(SRP)卒業式の席上、リー・ブンヤン労相が語ったところによると、昨年12月の4.4%に比べれば改善の跡が見られるものの、失業した者、取り分け40歳以上の者が新たな職を見出すのは極めて困難になっている。1998年第4四半期の解雇者の内1999年3月末までに再就職したのは54%にとどまっており、前年同期の63%を下回る。中高年層の再就職率については59%から49%に下降した。 昨年、テキサス・インスツルメンツのシンガポールにおけるメモリ・チップ製造業務を買収したマイクロンは、800人余の冗員を解雇せず、全国労働組合会議(NTUC)との覚書に基づき、SRPスキームの下に内729人に再訓練を施してきた。この内530人(72%)の訓練費用はSRPの補助により賄われ、263人はマイクロン社が負担した。これらの労働者の大部分は中卒以下の教育レベルにある。 NTUCによると、SRP参加企業は4月の249社から現在の288社に16%アップした。SRPの下、向こう4年間に10万人の労働者に再訓練を施すことが目指されており、これまでに2万1800人が再訓練されていると言う。(BT:7/15)