1999-07-19 ◆<星>消費者情緒指数、昨年12月以来急上昇 【シンガポール】シンガポーリアンは経済の先行きや家計に対して益々楽観的見通しを抱いており、ストレーツ・タイムズ消費者情緒指数(STCCI)は今年3月の121から6月の358に急上昇した。 南洋理工大学(NTU)により開発された同指数は、消費者の購買意欲、経済の先行きに対する自信、価格動向、個人的財政状況、就業見通し等の追跡調査に基づき作成され、調査が開始された昨年12月の値が100に設定されている。 こうした消費者の自信には、経済の先行きに対する楽観的見通しが大きく関係しており、調査されたシンガポール公民/永住権所持者482人の94%が、向こう3カ月に国内経済は改善もしくは現状を維持すると回答した。 また向こう3ヶ月間に就業市場の改善を予想したものはほぼ60%に達した。特に30歳未満のAレベル(高卒)以上の学歴のものは最も楽観的見通しを抱いている。例えば就業状況に関しては、Aレベル以上の学歴の者の96%が改善を予想したのに対して、Nレベル(5年制中学卒/通常の4年制中学卒はOレベル)以下の学歴の者ではその比率は81%となっている。 個人的な財政状況の改善が予想されているものの、消費者は住宅や乗用車と言った高額品の購入には慎重な姿勢を保っている。しかし専門職や管理職らはブランド商品の購入に関心を高めている。 また国内経済の回復に伴い、向こう3か月間に物価上昇を予想した者は全体の39%を占めた。(ST:7/16)