1999-07-21 ◆<星・馬>企業、ネット・ビジネスに対照的姿勢 【シンガポール】シンガポール企業はインターネット市場に既に強力なプレゼンスを有するが、マレーシア企業の追い上げを受けており、Eコマース市場への進出に関しては、マレーシア企業の方がシンガポール企業よりも積極的姿勢を見せている。 地元市場調査会社Technowledge Asiaの“シンガポールにおけるEコマース”及び“マレーシアにおけるEコマース”と題する報告書によれば、いずれの国でも既にEコマース・プログラムを有する企業は5%(シンガポール4.9%/マレーシア5%)に過ぎない。 マレーシアでは目下検討中の企業が34%、準備中の企業が3%を占めるのに対し、シンガポールでは目下検討している企業は27.9%に過ぎない。マレーシアではこの他4%の企業が向こう半年間にEコマースに投資を予定しており、シンガポールでは同比率も1%にとどまっている。したがって全てが順調に進捗するなら6カ月後にはマレーシアにおけるEコマース進出企業のシェアは12%に達するのに対してシンガポールでは5.9%にとどまり、顕著な開きが生じる。 シンガポールでは92%の企業がインターネットに接続しており、内47%がダイヤル・アップ、42%は専用回線を用いている。また50%の企業がウェブサイトを備え、4分の1がイントラネットを用いている。 マレーシアでは84%の企業がインターネットに接続、内60%がダイヤルアプ、18%が専用回線を利用している。ウェブサイトを有する企業は35%、イントラネットを利用している企業は23%だった。 しかしながらマレーシアでは別に29%の企業がウェブサイトの開設を計画しているのに対してシンガポールでは13%に過ぎない。イントラネットの導入を計画する企業もマレーシアでは33%に達しているのに対して、シンガポールでは13%にとどまっている。 逆にEコマースに関心を有せぬ企業はシンガポールでは67.2%を占め、マレーシアの58%を上回っている。(BT:7/19)