1999-07-23 ◆<印度>フィアット、パリオ発売を1年延期 【ニューデリー】イタリヤの自動車メーカー、フィアットが完全出資するFiat India Automobiles Ltd(FIAL)は当初今年7月にインド市場にPalioを投入する予定だったが、2000年6月乃至7月に延期した。 FIAL広報担当課長Manisha Pint女史によると、これは既存のSienaやUnoの売れ行きが良好なためで、インド市場へのパリオの投入は来年上半期にステーション・ワゴンを売り出した後になる。またインドにおける発売前にユーロⅡ排ガス基準も満たさねばならない。 パリオは複数のバージョンが紹介される予定で、価格はこれらのバージョンの特徴に依存する。ベース・モデルはガソリン・エンジンを搭載、45万ルピー前後になる可能性が大きい。 今年4月に発売された3ボックス・サルーンのシエナは、当初10日間の予約だけで、2000台の販売目標が達成された。これらの車両は今月末までに引き渡される。第2回目の注文は8月に受け付けられる。 シエナはMaruti Esteem、Ford Escort、Honda City、Daewoo Cieloと対峙しているが、4ドア・ハッチバックのパリオはMaruti、Hyundai、Daewoo等により売り出されたより小型なモデルと競争することになる。General Motorが今年末に発売を予定するCorsaも同カテゴリーに含まれる。 パリオは1242CC4気筒トランスヴァース・ガソリン・エンジン及びマルチ・ポイント・フューエル・インジェクション・システムを装備、最大トルク10.2kgm/3000rpm/72馬力で、いずれのバージョンもエアコン/オートマチック・ブレーキ・システム/火災防止システムを標準装備している。パリオが製造されるRanjangaon工場の年間製造能力は8万5000台で、同工場は2003年に100%の稼働率が実現される見通しだ。同工場の製品の一部は輸出される。(THBL:7/21)