1999-08-23 ◆<馬>来月外資の大量海外流出はない:第2蔵相 【クアラルンプル】外国投資家のポートフォリオ投資資金の海外持ち出しに対する資本逃避税が来月1日に解除されるのに伴い、多額の外資がマレーシアから引き上げると言った状況が生じる恐れはない。 ムスタパ・モハメド第二蔵相が20日語ったところによると、今週水曜に発表される第2四半期の国内総生産(GDP)統計には、目覚ましい復調が示されるはずである。 今年通年のGDP成長率も政府予測の1%を上回る見通しで、こうした背景からも、大量の外資が国外に逃避する理由は存在しない。マハティール首相は最近、今年通年のGDP成長率を2~3%と予想している。 通貨管制が満1年を迎える9月1日には、外国投資家のポートフォリオ投資元金が国外に持ち出される際に課される10%の資本逃避税が撤廃される。このため少なからぬ外国資金が海外に流出するものと予想されていた。しかしモルガン・スタンレイ・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が先々週クアラルンプル株価指数をMSCI世界株価指数シリーズに復帰させる方針を決めたことから、こうした外資の海外逃避が抑制されるものと予想されている。 ムスタパ第二蔵相によると、様々な有利な状況から見て、外資の大量流出が生じると言う予想が現実のものになる可能性は少ない。加えてマレーシア政府は世界の通貨システムが完全に安定するまではMドルの固定相場制を維持する方針と言う。(NST,ST:8/21)