1999-08-24 ◆<馬>テレコム産業、急速に変貌:サーベイ 【クアラルンプル】マレーシアのテレコミュニケーション産業は、急速に変化しており、最も先進的ではないにしても、大部分の途上国を上回っている。 Ernst & Young(E&Y)アジア太平洋地域技術応用センターのフランクS.スミス国際取締役によると、今日、テレコム関連の新技術は先ず米国や英国で紹介されるが、マレーシアにこの種の先端技術が採用されるのも決してそう遅くない。しかし問題は新技術をどのように利用し、マレーシアのテレコム産業の競争力を強化するかである。 E&Yが世界のテレコム企業98社のトップ管理職100人以上を対象に実施した“顧客獲得戦争の勝機”と題する調査の結果、こうした問題は先進国でも全く同じである。テレコム業界のCEOが最も懸念するのは、全く予想せぬ方面から新たな競争者が出現すること。こうした競争者はコンテント・パッケイジャー、銀行、クレジット・カード会社かも知れない。こうした新参者は同じ顧客層をターゲットにすることから、既存顧客の維持も益々難しくなる。またワイヤレス技術が地上の電話線を用いた伝統的技術に急速に取って代わる見通しだ。 長距離電話の伝統的価格体系は崩壊し、オペレーターらは付加価値サービスを中心とした新戦略の導入を強いられる。 エンド・ツー・エンドのアプリケーション及びサービス提供を可能にするネットワークの構築が求められるようになる。 しかし短期的にはキャパシティーの成長がトラフィックの成長を上回る見通しで、新技術導入のコストがオペレーターに重くのし掛かる見通しと言う。(MBT:8/20)