1999-08-27 ◆<印度>フォード、IKONに短期採算期待 【チェンナイ】フォード・インディアLtd(FIL)は、今年11月初めにマラマライナガール工場から初出荷されるIkonに斬新な価格設定を行う計画で、比較的ハイキャパシティーの1600CCバージョンを先ず紹介する計画だ 市場筋は、当初は比較的小型モデルを投入し、徐々に大型のものを紹介するものと予想していたが、FILのJohn Fink副社長(販売/サービス担当)によると、1600CCバージョンを先ず投入することには、それなりの理由がある。価格面で細分化が進むインド自動車市場に、新モデルを投入する際のプライス・ニッチは競争者が存在しない空白領域に照準を合わせること。例えば40万ルピー以下クラスでは、Zen、Santro、Fiat Uno、Matizが鎬を削っており、70万ルピー以上のクラスにはOpel Astra、Escort、Honda City等がシェアを争っているが、同市場は縮小傾向を見せている。 したがって今、新モデルを投入するとすれば、40万~70万ルピーの価格帯と言える。1600CCのIkonは同カテゴリーのハイエンドを志向できる。価格的にハイエンドなモデルは生産規模は小さくても、好収益を達成し、短期間に採算ベースに乗せられる。 過去20年間に各種フォード車をインドに紹介した実績を有するFink氏は1年内にIkonを採算ベースに乗せることに自信を表明した。一方、Escortの製造は暫時停止、11月第1週のIkonの発売に備えていると言う。(TH:8/25)